未経験からシステム開発!カナダからの中期インターンで得たエンジニア経験とは
近年、大学生の間では将来の就職先として、IT業界の人気が高まっています。
2022年の調査によると、23年卒就活生の大学生が志望する業界は、IT系が1位と2位で38%を占めています。そんなIT業界ですが、2023年3月に行われたアンケートでは、新卒エンジニアに求めるプログラミングスキルは約2割の企業が直近1〜3年間で「高くなった」と回答しています。
IT業界を志望している学生の中には、就職した際、学校や独学で学ぶものとは異なる、実際の仕事に不安を感じている人もいるかもしれません。スキルと自信をつける方法として、インターンシップを経験すれば、学生のうちから実務経験を積むことができます!
この度、スペクティでは、1人のインターン生が4ヶ月にわたる中期エンジニアインターンを終えました!未経験から何を学び、どんなものを作ったのでしょうか?同じインターン生である鈴木が聞きました。今後インターンを考えている学生の参考になれば幸いです!
【話を聞いた人】
エンジニア未経験からシステム開発へ
―スペクティにジョインしたきっかけは何ですか?
竹川:
私が今通っているカナダの大学のプログラムでは、インターンシップをする期間が設けられています。そこで、「せっかく日本の国籍を持っているので日本で働きたい」と思い、興味があったAI系の日本のベンチャー企業を探していました。その時、ちょうど父がWBS(テレビ東京『ワールドビジネスサテライト』)を見ていて、スペクティのことを知り、インターン生のnote記事を見つけ、応募しました。
―大学のインターンプログラムはどんなものですか?
「Co-op(コープ)」という大学プログラムで、8ヶ月間現地(カナダ)の大学で専門分野を勉強し、その後4ヶ月間でその分野に関わる会社を選んでインターンをするというものです。インターンをしている間はテクニカルレポートという、会社の問題を見つけて解析するレポートを書く必要があり、インターン期間中は仕事が終わってから帰りに図書館で作業を行いました。
―もともとエンジニア経験があったんですか?
大学でコンピューターサイエンスの授業をいくつか取り、個人で機械学習を勉強していましたが、チーム開発の経験などはありませんでした。はじめは、オンラインのチュートリアル動画を活用しながら学習しましたが、その後は業務内で実践し覚えていきました。
最初は分からないことだらけでしたが、質問のしやすい雰囲気で、チームの方々が優しく教えてくれて、時間をかけて一つ一つ学ぶことができました。
新しく作る達成感、やりがいを感じた
―チームではどんなこと担当していましたか?
竹川:
会社の中でこれまで取り組んだことのないものや、プロダクトになる前の研究段階の部分を担当しました。例えば、これまではマニュアルで入力してた部分をプログラムで出せるようにしたり、河川の水位や浸水の予測もしたりしました。
私が入った時は、機械学習のモデルの構造などを作っている段階だったものが、携わった4カ月で開発環境にあがるような状態になったものもあり、達成感が大きかったですね。
チームでの開発経験を強みに
ーインターンを通じて得た経験や変化はありましたか?
竹川:
プログラムを書くだけではなく、システムの構成まで携わることができ、独学でプログラミング学習をしているだけでは経験できないことがたくさんありました。
これまで一人でプログラミングを勉強していて「自分が読めればいいや」と思っていた部分も、最近は綺麗なコードにすることはもちろん、ロジックも一番効率的なものにするなど、考え方がかなり変わりました。
また、積極的に質問することの大切さも学びました。最初から質問はしてしましたが、より積極的に質問するようになってからは学べる量も増えていきました。
ー今後やってみたいことは?
竹川:
「実際の開発現場はどういうものなのか」は、インターンをしないと学べなかったことなので、今後はこの経験をどんどん強みにしていきたいです。テクニカルなことだけではなく、コミュニケーションやチームワークなど、そういう部分ももっと磨いていって、どんなチームでも働けるような人になれたらいいなと思います。
インターンを通じて「やっぱり機械学習やデータを使うことは楽しい!」と感じたので、これからはデータサイエンスも学んでいきたいです。それと、今後はぜひカナダで一回は働きたいですね。カナダはビザも取りやすいので。東はちょっと寒いのでバンクーバーがいいです(笑)
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