リモート勤務で減ったコミュニケーション機会を取り戻す!9割以上が"また参加したい"と回答した初の全社リアルイベントに密着
スペクティは2023年11月に創業12年を迎えました。
今回は、メンバーの大半がリモートワークで勤務するスペクティにとって、初開催となった大型リアルイベントの模様をお届けします。
国内外から半数ほどのメンバーが集まり、防災テックベンチャーならではの企画で大いに盛り上がりました。イベント成功の秘訣や、準備などの裏側、当日の様子についてご紹介します。
イベント開催の経緯
スペクティでは現在、約130人ほどのメンバーが働いています。本社は東京都に位置していますが、メンバーの大半はリモートで勤務しており、所在地は東北から九州の国内各地、そして海外は米国、欧州、アジアと全世界に散らばっています。
事業の成長に伴い3年間で従業員数が倍以上に増える一方で、定期的に開催していた対面のイベントもコロナ禍で開催が難しい状況が続き、コミュニケーションの不足が課題となっていました。
2023年3月に行ったアンケートでは、半数以上が「業務上関わりの少ないメンバーとのコミュニケーションが取れていない」という結果に・・・。
こうした中、スペクティでは昨年12月に「エンゲージメント委員会」を立ち上げ、さまざまな企画を通じて従業員のエンゲージメント向上に取り組んでいます。
アンケートでは、「他部署の人とも交流が持てる社内イベントに参加したい!」という声が多く寄せられ、それを受けて今回は「全員が参加しやすく、他の部署の人と交流できる機会を作る」ことをテーマに、初の全社リアルイベントを開催することになりました。
"防災運動会"を選んだ理由
事前アンケートで人気が高かったものの一つが「運動会」でしたが、委員会メンバーからは「怪我が心配」「運動が苦手な人は参加しづらいのでは」という懸念もありました。
そこで見つけたのが、株式会社IKUSAが運営する「防災運動会」です。
防災知識を取り入れた新しい形の運動会で、楽しさだけでなく防災に関する知識も身につけることができるイベントとなっており、スペクティが初めて行う大規模イベントとしては、これ以上ないぴったりな企画だと感じました。
準備したこと
イベント内容・運営
初めての全社イベントということで、今回の企画・運営は株式会社IKUSAさんにすべてお願いしました。司会や、設営などスムーズに進行いただき、当日はエンゲージメント委員のメンバーも参加者として防災運動会を楽しむことができました。
遠方メンバーの宿泊施設手配
宿泊・移動にかかる費用は会社がサポートすることで、遠方からの参加を促しました。普段はオフィスに来る機会が少ないメンバーや、海外在住のメンバーなど、多様なバックグラウンドを持つメンバーが一堂に集まりました。
参加費、日程
参加費は会社負担で、全てのメンバーが気軽に参加できる環境を整えました。また、日程は遠方メンバーの移動も考慮し、平日(金曜日)の午後14時〜に設定。参加するメンバーには特別休暇を付与しました。
会場の選定
オフィスから遠すぎない場所、かつ、雨天でも開催できる屋内施設を確保。当初は屋外の広い運動場なども検討していましたが、開催当日が雨だったことから屋内施設にして正解でした。
出欠、アナウンス
Googleカレンダーを活用して、参加者の出欠管理を行い、当日のスケジュールなどのアナウンスはSlackや社員総会などを活用しました。
チーム分け
部署がなるべくかぶらないよう工夫し、4つのチームにメンバーを分けました。
Tシャツの作成
イベント感を強調するため、事前にTシャツを作成し、当日の特典として参加者にプレゼントしました。デザイン案は社内メンバーから募集しましたが、想像を超える多くの案が集まり、感動!今回選んだTシャツは、スペクティロゴの右上にある矢印をモチーフにデザインされたものです。
景品
レトルト食品やモバイルバッテリー機能付き電子カイロなど、実用的で防災観点でも活用してもらえる景品を用意。フリーズドライのお味噌汁セットがとても人気でした!
当日の様子
今回は「強制参加」ではなく「任意参加」にしましたが、当日は従業員数の半数、60人が参加!海外や地方からも多くのメンバーが駆けつけてくれました。(スペクティには24時間365日情報をチェックするアンカーチームもいます。イベントの裏でサービスを守るべく勤務をしていただいたメンバーに感謝・・・!)
さて、イベントは運動会らしく選手宣誓から始まり、チームごとの自己紹介からスタート!
・ラジオ体操
(外国籍のメンバーからは「テレビで見たことがあったけど、初めての経験!」と新鮮なリアクションをもらいました!笑)
・ジェスチャーゲーム
「"避難"といえば?」というお題でチームごとにジェスチャーを1つ考えます。残念ながらオレンジチームだけ違うポーズに・・・!
・借り物競争
身の回りにあると想定されるアイテム(文房具、スリッパ、キッチン用品など)でお題のクリアを目指していきます。
今回は「腕を骨折した人」や「雨に濡れている人」などの応急処置がお題でした。
・ジェスチャーゲーム
数メートル離れ、必要な物資をジェスチャーで伝えるゲームです。互いにコミュニケーションを図り素早く正確なやり取りを行うことが要求されます。
・クイズ大会
防災に取り組むスペクティにとっては簡単すぎると思われた問題は、防災士の資格を持つエンゲージメント委員会のメンバーが差し替えたのですが、難しくしすぎたのか最後に残ったのは数人に・・・!
・障害物リレー
災害直後に想定される、身の回りに降りかかる障害を切り抜けながら、ゴール(避難所)を目指します。
障害物は、がれきゾーン、心肺蘇生ゾーン、応急担架ゾーンなどがあり、さまざまな対応力を学ぶことが出来ました。最終種目ということもあり、白熱したレースに!
・表彰&写真撮影
全競技終了後は、優勝チームの表彰と代表村上のあいさつで幕を閉じました。
参加メンバーの9割以上が満足!
イベント後に実施したアンケートでは、9割以上が「満足」「また参加したい」と答える結果となり、「運動が苦手で参加を迷っていたけれど、誰もが楽しめる内容だったので参加して良かった」「定期的に開催してほしい」といった声が寄せられました!
スペクティは「エンゲージメント」という言葉を非常に大切にしています。お客様や社会との絆(エンゲージメント)を強くするためには、まず社内での絆を強くすることが必要です。これからも従業員のエンゲージメント向上に向けてさまざまな企画を実施し、結束を一層深めていきます。
他社の方にもぜひ参考になる取り組みとなれば幸いです。
次回もお楽しみに!
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