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世界中のSNS情報をチェック&配信!スペクティのサービスを支えるグローバルアンカーチームとは

スペクティが提供するAI危機管理ソリューション「Spectee Pro」の強みの一つである「海外での危機事象発生の覚知」。国内だけではなく、海外の大きな事故やテロなど、世界中で発生する危機に関する情報をリアルタイムで収集し、可視化することで、企業のサプライチェーンマネジメントなどに役立てていただいています。

「Spectee Pro」は、SNSの情報をAIと人でダブルチェックし、正しい情報だけをお伝えしていますが、もちろん海外情報も24時間365日「アンカーチーム」と呼ばれる専門部隊が稼働し、チェックしています。

海外のアンカーチーム="グローバルアンカーチーム"は、日本、アメリカ、ヨーロッパなど、さまざまな場所に住むメンバーが時差を利用しながら業務を行っています。

今回は、海外情報の配信を支えるグローバルアンカーチームの3人に、スペクティに入った経緯や海外に住むメンバーとのコミュニケーション、印象に残っている配信について聞きました!

【話を聞いた人】

左から、林、阿部、小林

【プロフィール】
・林 香(はやしかおり)
トヨタ自動車株式会社で役員秘書を経て、サンフランシスコに留学。帰国後、グラフィックデザイナーや広告代理店の企画営業として勤務。
台風で自宅が浸水したことがきっかけで防災に興味を持ち、2021年2月にスペクティにジョイン。
・阿部 絵美(あべえみ)
ロンドンに留学し、現地の企業で秘書として多国籍のスタッフとともに勤務。日本では、貿易会社、海外の顧客を対象とした内部調査会社、英語講師などを務める。2021年5月スペクティにジョイン。
・小林 香織(こばやしかおり)
2019年1月にスペクティに入社し、国内アンカーチームを2年経験したのち、グローバルアンカーチームの立ち上げに参画。日本語、英語、中国語、韓国語を使いこなし、情報収集を行う。最近は、フィリピン語やスペイン語にも興味を持ち勉強中。

―スペクティに入ったきっかけは?

"国と国との架け橋になれるような仕事がしたい"

小林:
10歳まで上海に住んでいたのですが、日本に来て報道番組などを見るうちに、”中国と日本"など、国と国との架け橋になれるような仕事がしたいと思うようになりました。そんな中、スペクティの募集を見て興味を持ち、2~3年アルバイトとして国内のアンカーチームで働いていました。
当時はグローバルアンカーチームがなかったんですけど、「もしかしたら今後、海外のプロジェクトがあるかもしれない。その時に小林さんのスキルが役に立つかも。」と村上さん(代表)に言われていたことを覚えています。実際にグローバルアンカーができたときは「本当にできたんだ!」とびっくりしました。(笑)

―グローバルアンカー立ち上げという重要な役割を担っていたんですね。
阿部・林:
今でも困ったときは"こばちゃん"と、頼らせてもらっています!!

"海外生活の経験を活かせる仕事"

阿部:
私が入社したのはコロナ禍のタイミングで、緊急事態宣言が発出されていた時期だったので、家族のことも考え在宅の仕事を探していたのがきっかけでした。
以前、ロンドンに留学し、現地の企業で秘書として働いていた経験があります。イギリスは多民族・多国籍で、日本では考えられないようなバックグラウンドを持った人がたくさんいるんですよね。さまざまな文化に触れ、常にグローバルな環境で働いていたため、当時から海外のニュースには興味があってよく読んでいました。そういった点でこの仕事に魅力を感じて応募しました。

"被災して感じた情報収集の難しさ"

林:
私は、社会人のときに一度仕事をやめて、サンフランシスコの大学に留学していました。帰国してからはグラフィックデザインなどの仕事をしていたのですが、2019年の東日本台風で家が浸水し被災したんです。
当時はすごく不安で、川の水位やSNS、テレビ、区の情報、ライブカメラなど常に見ながら調べました。今考えたら"一人スペクティ"みたいな感じですよね(笑)。
でも、氾濫危険情報が出る前に内水氾濫で家が浸水したんです。その時、どの情報を集めたらいいのか、どうすれば安全に暮らせるのか、分からなくなってしまいました。そういった背景もあって危機管理に興味を持っていたときに、留学時代に出会った友人がスペクティを紹介してくれて、やってみようと応募したのがきっかけです。

―コミュニケーションの工夫や秘訣は?

グローバルアンカーチームの半分は、アメリカやヨーロッパなど海外からリモートで働くメンバー。対面で会えない、時差でタイミングを合わせるのも難しい中、社内でとったエンゲージメントの指数はトップレベルでした!どのように普段はコミュニケーションをとっているのでしょうか。

"立場関係なく意見を伝え、褒め合う文化を作る"

小林:
まず、全員が海外経験がある人で、オープンな人が多い印象ですね。
立場関係なく、全員が意見を言うし、全員が意見を聞いて、みんなが気持ちよく仕事ができるような環境を作ろうという意識は高いと思います。
あとは、アンカーチームは正しい情報を出すのが当たり前で、なかなか上から褒められるということが少ないので、自分たちで褒め合う文化を作っています。

ミーティングについては、時差があるので週ごとに曜日と時間を分けて行っています。世界情勢は常に動いているので、お客様のニーズに合わせてどんどんアップデートしなければいけません。「今回の対応はどうだったのか」「改善点はどこか」「次に同じような事象が起こった場合の対応」など、毎週の会議で議論しながら進めています。

―仕事のやりがいを教えてください

"社会貢献性や、探求し続けられる環境がモチベーションに"

小林:
私はお客様に喜んでもらえる仕事であるということです。
自治体や官公庁のお客様であれば、国の安全を守ったり人の命を救ったり、物流関係の企業であれば、生活に必要なものが滞りなく運べたり、誰かの役に立って喜んでもらえるのはすごく誇らしいです。

林:
アンカーチームの仕事は災害や事件・事故ばかり出てくるので、気が滅入るのではと思われがちですが、やはり大きな事件をどこよりも速く正確に伝えることができたときは、役に立てたと感じますし、仲間でも誇りに思います。また、私は好奇心旺盛なので、世界で今何が起こっているのか、どのような背景で事件が起きたのかなど、新しく知識を得られることにもやりがいを感じます。

阿部:
アンカーチームの業務は毎日の業務が平坦でなく新しい発見に溢れていて、常に探求し続ける環境にいられますよね。私は元々、世界情勢を知るのが好きなので、世界の危機や真実をいち早く伝えられることや、情報を精査して真実を見つけることにやりがいを感じています。
また、前向きで向上心に溢れたメンバーに囲まれているので、私も頑張ることができます。

林:
楽しくないと頑張れないし、ただ努力するより、楽しんでいる方が伸びると思います!みんながそれぞれの分野でエキスパートになっていきたいですね。

小林:
私たちのような仕事は他にないと思います。言い換えれば、「私たちにしかできない仕事」でもあるかなと。そこに誇りを持って仕事をしています!

―これまで印象に残っている配信はありますか?

"ロシアとウクライナの戦争が始まる瞬間を配信"

林:
私は、ロシアとウクライナの戦争が始まった瞬間を配信したことですね。そろそろ始まるという噂が流れていたのですが「結局はやらないんじゃない?」という意見も当時は多くて。でも、プーチン大統領がウクライナでの軍事作戦を開始すると演説した情報が入ったんです。戦争が始まる瞬間を配信したというのは衝撃でしたね。

"海外メディアも騙されたAI生成コンテンツを見抜いた"

小林:
最近でいうとAI生成コンテンツに騙されなかったということですかね。
2023年5月に「ペンタゴンで爆発があった」という画像付きの投稿があったんです。アメリカや海外の一部メディアがSNSを引用する形で速報もしていて、インフルエンサーなどもツイートしていたのですが、ちゃんとファクトチェックをして配信しなかった!(阿部さんを見る)

阿部:
我々はAIによる解析と人による分析を組み合わせてファクトチェックを行っています。当時シフトに入っていたんですけど、AIからアラートがあがると同時に、チームメンバーからも疑念の声があがりました。

小林:
やはり勘と経験。世界中が起きているといっても違うと疑う勇気です。なので、最近はAI画像生成に関する勉強会などもこまめに開いています。最近は国内アンカーチームとの交流も深めていて、互いが使っているツールや、知識を共有して、情報精度を高めたり、業務の効率化につなげたりしています。

―今後の展望を教えてください

"リスクを予測しレジリエンスを高める"

小林:
今後は、あらゆるリスクに対して先回りして対処できるように、できるだけ起こりうるリスクを予測し、前もってお客様に知らせたいと思っています。地震がいつ起きるなどの予測は難しいにしても、「レジリエンス」を高めることが大切だと考えます。台風による被害や、地政学的なリスクなど、先が読めるものもあります。リスクが高まっている場所に拠点を持っている人や住んでいる人に情報をいち早く伝え、被害を最小限に抑えられるようにしたいですね。

阿部:
私たちは今、災害が起きてからの情報しか配信できていないです。もちろんそれも十分大切なことですが、もう少し早く、多くの人に情報が伝えられたら被害が減るのにと思うことも多々あります。

林:
2年ほど働いているだけでも、だいたいこの時期に世界のこの場所でどういった災害が起こりやすいとか、選挙のタイミングで何かが起きるとか、分かってくる部分もあるんですよね。あとは、情報が取れていない国(SNSが規制されている国)のものも取得できるといいなと思っています。

小林:
これからも知識量を増やして、総合的な観点から情報を判断し、切磋琢磨して、日々アップデートしていきたいです!

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取材後記
グローバルアンカーチームの皆さんと話していると、気分が明るくなって、パワーをもらえるんです。この取材の中でも皆さんに「いつもnote読んでるよ!」「最近色んなメディアに取材してもらってすごいね!」とたくさん褒めてもらいました・・・!いつも以上に「原稿の編集頑張ろう、いい記事を書こう」と思えました(笑)。褒める文化ってすごく良いですよね。このような雰囲気が会社全体に広がっていくと、より働きやすく良い環境になるのではと感じました。

聞き手・執筆/スペクティ広報マネージャー平川

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