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ドラッカー風エクササイズでチームの船出を良いものにしよう

エンジニアチームの和山です。

今回は、私が入社した日にチームが開催してくださったワークショップから ドラッカー風エクササイズをご紹介いたします。


ドラッカー風エクササイズとは

シンプルで強力なチームビルディングの手法です。 次の4つの質問に答えることを通じて、チーム内の対話と信頼関係をかたちづくります。

  • 自分は何が得意なのか?

  • 自分はどうやって貢献するつもりか?

  • 自分が大切に思う価値は何か?

  • チームメンバーは自分にどんな成果を期待してると思うか?

この手法は、アジャイルサムライの著者であるJonathan Rasmusson氏が本書内のコラムやブログ(The Drucker Exercise)にて紹介しています。

実際にやってみた

ここまで、ドラッカー風エクササイズについての概要をお伝えしました。 ここからは、私達がこのワークをどのように進めたかについてお話しいたします。

準備

ドラッカー風エクササイズをするために必要なものを準備します。 オフラインで実施する時は以下のものを用意します。

  • 白い模造紙 または ホワイトボード

  • 付箋紙

  • ペン

オンラインで実施する時はオンラインボードを準備します。 代表的なものに、Miroがあります。 フレームと付箋を使うだけでオフラインと同じ状況で実施できます。

導入説明

準備ができたら、ドラッカー風エクササイズの概要や目的について説明します。 メンバー同士の価値観を理解する場にしてほしいことを重点に話します。

回答

導入説明が終わったら、早速質問に回答します。 1つの質問に対して5分程度で付箋紙に記入します。 黙々と書いてもよし。談笑しながら進めてもよし。各々のペースで記入していきます。 記入した付箋紙はボードに順次貼り付けていきます。

ドラッカー風エクササイズを実施している様子

発表

回答が出揃ったら、書いた内容を各々発表します。 発表はだいたい20分程度で行います。

発表方法は特に決まっていないため、準備や導入説明時点でファシリテーターが方針を調整すると良いと思います。 ちなみに私達のチームは

  • 付箋を貼り付けた順に発表する

  • 一人一枚ずつローテションで発表する

上記2つを試してみました。 一人一枚ずつローテションで発表する方法は、時間が足りなくて発表できない人がいない状況になりにくいので、たくさん人がいるチームでおすすめです。

発表したあとは、コメントや質問があればその場で行います。 ドラッカー風エクササイズはチーム内での対話や信頼関係を築くのが目的なので、批判的な意見を言ったり、具体的なアクションを決めたりすることは行いません。

感想

回答と発表のサイクルを4つの質問で行ったあと、感想を発表します。 発表したあとはみんなで拍手しあって終了です!

体験した感想

私は入社初日にドラッカー風エクササイズを体験しました。 チームとしても初めての試みだったそうです。

体験した感想として、「自己開示を行う良いきっかけづくり」になったと感じました。 入社直後は、チームがどんな人達なのか分からず慣れるまでに時間を要します。 その時にこのワークを実施することで、これからどんなメンバーと一緒に仕事をしてくのか、どのような価値観をもって業務に取り組んでいるかを知るきっかけとなりました。

私自身も、チームに自分がどのような人物であるか知ってもらう機会となり、相互理解が進んだと感じています。 その結果、業務に早く馴染めたと思っています。

まとめ

今回はドラッカー風エクササイズにの概要と進め方について説明しました。 新しいチーム発足時に行うと相互理解が深まり、開発が進めやすくなると感じます。 みなさんもぜひ試してみてはいかがでしょうか!

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